今年も再会、ゲザ・ホッス=レゴツキの音はやっぱり・・・
昨年に引き続き、今年もゲザ・ホッサ=レゴツキが来日!ヴァイオリン・リサイタルに行って来ました。浜離宮朝日ホールにて19:00から開演なので、会社で「今日はヴァイオリンリサイタルに行く。」宣言をし、「誰の?」と聞かれて「ゲザ・ホッス=レゴツキだよ。」と言っても、残念!誰も知らなかった・・・
まあ、私もこのブログでも書いたけど、まだミューザ川崎が無事だったころ、定期演奏会に行って、たまたま出会えたから知っているけど、CDも出てないみたいだし、まあマニアチックと言えば言えるのでしょう。でも、昨年、あの東日本大震災後、次々と海外のアーティストが来日をキャンセルする中、5月に来て変わらぬ熱いヴァイオリンを聞かせてくれて、久しぶりに心が癒されたので、その感謝もこめて今年も足を運んでみました。
初めてゲザのヴァイオリンを聞いた時、私は「この人はヴァイオリンをあごに挟んで生まれてきたんじゃないかな?」と思いました。それくらい、バイオリンと一体化していて、本当にヴァイオリンを弾くことが楽しくて楽しくてしょうがないように見えたんですよね。で、昨年初めてソロで効いて、ゲザの熱い音を堪能し、さて今年はどうかと言うと、意表をついて(?)譜面台を置いての演奏からスタートでした。確かにヴァイオリンの技巧は楽しめるのですが、正直ゲザっぽくないなあ~という感じで、会場もし~んとしてました。でも休憩後、譜面台が無くなりゲザが自由に弾き始めると、そこからはやっぱりゲザの熱い世界が展開
、特に今年は相棒のピアニストがルドルフ・ツェネという方で、ゲザとのアンサンブルに参加しているだけあって、息もぴったり、醸し出す世界観も一緒で、独特の音の世界を作り出してくれました。そうなると、あとは会場も大いに盛り上がり、やっぱり何度もアンコールが出て、そのたびに嬉しそうにゲザは弾いてくれ、とうとう「Last One」と言って弾き、スタンディングオベーションも出て終わったのでした。
正直、技術的には時々不安になる部分も今回はありました。ゲザの「そこまで引っ張る!?」というくらいの音の伸びが好きなのですが、今年はちょっとその伸びがイマイチで、音の艶々感もちょっと粗い感じがしました。その分、前より音が骨太になったかな?ゲザも27歳ですからね、色々と考えるところもあるのでしょう。ゲザは自由奔放な演奏が魅力だと思うので、クラッシック界では難しい面が多いのかもしれません。でも「血が騒ぐ!」というキャッチフレーズどおり、観客の心に入り込む力強さは抜群なので、是非、その道を極めてもらいたいなあ~。一度でいいから、赤ワインを飲みながら、踊れるような場所で、手拍子しながらゲザのヴァイオリンを聞いてみたいです。コンサートイマジンさん、そんな企画いかがでしょうか
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